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アヒル日記

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今回は豪華に大アルカナみっつ!!

月、女教皇、戦車

左から、「月」、「女教皇」、「戦車」です。
このみっつには共通点があるのです。(ハーモニアスタロットの戦車ではわかりづらいですが)

それは「同じものがふたつある」ということ。

「月」では背景の塔がふたつ。
「女教皇」では背後の柱がふたつ。
「戦車」では馬が二頭。

これらは「ふたつのもので迷いやすい」カードです。

「月」はそもそも正位置では不安や迷い、擦れ違いを意味するカードです。
なぜそうなるかと言えば、人のネガティブな感情を司るこのカードの根本には葛藤があるからでしょう。
月は日によって形の変わる不安定な天体です。
その光の当たり方の加減がふたつの塔の影を時に巨大に、時に小さく大地に描き、
新月の時などは見えない存在感となり、何か心にしこりを残します。
逆位置になると大地に影は伸びません。
なので、意味なく不安がっていたことに気付き、心が軽くなって
「ああ、こんな簡単なことだったんだ」「なんか目の前が晴れた感じ」となるのです。

「女教皇」の場合は葛藤はもっと顕著です。
彼女は膨大な知識を抱え込む神の僕です。
常に神に愛され、神の試練を課されています。
黒い柱はボアズ、北に建てられた柱であり、神の試練を表します。
白い柱はヤキン、南に建てられた柱であり、神の愛を表します。
正位置の時は彼女は東を向いており、昇ってくる月の光に照らされて思考は晴れ渡っています。
しかし、逆位置になると西を向くことになり、途端に思考は不安定になってしまうのです。
常に神の愛と試練に翻弄される繊細な女性です。

「戦車」は正位置では二頭立ての車のスピード感に乗ります。
しかし、馬だっていつも一方方向を見てくれるとは限らないもの。
操るには理性の力が必要です。
だからライダーウェイト版では戦車の乗り手は冠を被り、
知識のある人であることを象徴しています。
馬は彼の未熟な力強さを示すもの。
理性の力で操ることが出来れば、戦車は素晴らしいスピードで駆け抜けます。
しかし、これが逆位置になると理性が曇り、
馬は好き勝手に走りたがって迷走してしまうのです。
行きたい方向がわからず立ち止まるか、訳も分からず走り出すか。

みっつのカードは気持ちを象徴し、不安による恐怖や傷付いた精神、暴走を表します。

でもこれって己の気持ちひとつで良い方に変えられるということでもあるんです。
「月」は不安がることをやめれば地上の景色がよく見えるようになり、
「女教皇」は思考が晴れ渡って知識を存分に振るえるようになり、
「戦車」は行きたい方向が決まって猛スピードで駆け抜けることが出来る。

不安に思ってることって、よく見てみたらちょっとした工夫を続けてみることで
だんだん明るい方向へ持って行くことが出来るものじゃないでしょうか。

一足飛びにはいかないでしょう。
心が納得しないと人間は動けないものです。

ちょっとずつ、ちょっとずつ。
現実を見定めて、解決策をよく考え、行くべき方向を見つけたら。

案外簡単に解決しちゃうものなのかもしれません。
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