FC2ブログ

アヒル日記

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
死神

こちらが死神のカード。
左のハーモニアスタロットからはちょっとコミカルな印象も受けますが、
道化の後ろにはちゃんとヤツが控えてます。

死神のカードはとても誤解されがちなカードだと思います。
カードの名前からも、タロットの図柄からも、不吉な印象しかないからです。
そこで、今回は死神のカードの素顔に迫りたいと思いますッ!

死神のカードのキーワードは
死、破壊、失敗、損失、予想していたことに決定的なピリオドが打たれる
などです。

はい、やっぱり不吉って思ったでしょ?

実は
意外な変化、急変、再生の始まり、新しい状況・好機・生き方
というキーワードもあるのです。

そもそも死神のカードのテーマは「死」や「終わり」ではなく、「仕切り直し」なのです。
占っていてこのカードが出てくると、大変解釈が難しいカードです。

タロットは大アルカナと小アルカナ合わせて78枚ありますが、
神様の描かれているカードはこの「死神」だけです。

「死神」は文字通り「死」をつかさどる神様です。
でもそれは虐殺や殺害と言った、いかにも暴力的な死ではなく、
天寿を全うし、生まれ変わる準備の出来た魂を迎えにやって来る穏やかなものです。
死神は神様のお使いの天使がその正体ですが、お役目の大事さから「神」を名乗るのです。

画像の右のライダーウェイト版では、司教のような人物が死神に救いを求めています。
それは彼の足元に数多ある死んだ人々の救いかも知れませんし、
彼自身が何かから救われたくて死神に縋るのかもしれません。
死神に救いを求めるということは、彼は死を望んでいるのです。

死神は死者たちの魂を救いはしても、彼の命まで連れて行くことはしません。
彼は愕然とするのかもしれません。

司教は黄色で描かれているところからわかるように、
まだ希望を残したままの未来ある存在です。
死神は、山の端に昇ってきた朝日を示して彼の命の可能性を静かに諭すのでしょう。

死は「生まれ変わるための終わり」です。
行き詰っていた物事をいったん仕切り直すことによって、再生を促すのです。

もちろんいったんとはいえ終わるわけですから、痛みも悲しみも伴うでしょう。
でも「日はまた巡る」ことを示してくれているカードでもあるのです。
タロットで黄色という色は希望や未来を表すのですが、
「死神」のカードが黒一色でないというところからも、
このカードの持つ「再生」の意味合いが強くなっていると思います。

正位置で出た時には、私は「生まれ変わりのための終わり」「再生に向けての終結」と読みます。
状況の終息に視点が置かれているからです。
逆位置で出た時には、「再生の始まり」「再スタート」と読みます。
まさに再出発の視点が強調されているからです。
表裏でこれだけ言葉の意味を細かく考えなきゃならないカードも珍しいのではないかと。

「死」というキーワードはあまりに重く、不吉なものしか連想出来ませんね。
でも、一方で、「やっと終われる」「楽になれる」という気持ちもあるのではないかと思います。
司教はまさにそれを求めたのでしょう。
その人の立場や場面によっていくらでも捉え方が変わってしまうのが「死神」の難しいところなのです。

「死神」は「もう諦めろ」と言っているわけではないと思います。
むしろ、「まだ出来ることはある」と教えてくれているんじゃないでしょうか。
生まれ変わりのために悔いのない「終わり」を迎えること。
それが「死神」のメッセージなんだと思います。

おしまい。



拍手ありがとうございます(^^)

>なつごろうさん
ぱちぱちありがとうございます(^^)
某戦国居酒屋では荒ぶってまいりましたよ~!
BASARAコラボ以外でも結構有名な居酒屋だったようで、
年配の男性のお客さんも多かったです。
東京近辺にいらした時にはぜひ立ち寄ってみてください(^^)
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
Pass:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://ahirukaerukame.blog.fc2.com/tb.php/21-1fb1c81b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。